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痛みのスタディルーム!

【痛みの総論 part2】痛みとは??

腰痛の原因を見極める
痛みの本質は!?

みなさん,こんにちは。

マニュアルフィジオサロンあきはのブログへようこそ。
マスターセラピストの齋藤賢一です。

今回のテーマは,そもそも「痛みとは,,,」何もの???
について考えてみたいと思います。

みなさん,想像してみましょう!

「イタいっ」

と感じた瞬間のことを,,,

いかがですか?

みなさんはどのように感じるでしょうか??

一般的には,,,

痛みとは,

『不快なもの,イヤなもの』

と感じるのがほとんどではないでしょうか!?

そこで,一つ痛みの定義をご紹介します。

(国際疼痛学会 International Association for the Study of Pain:IASP,1975~)

痛みとは,
実質的または潜在的な組織損傷を伴うもの,あるいはそのような損傷があるような言葉で表現される不快な感覚と情動体験」(IASP,1994)
と定義されています。

何だか分かったような,分からないような表現ですよね(汗)

簡単に説明すると,

①本当に組織損傷がある時→「イタいっ」(イメージ通りのはず)
(転んでの擦り傷や骨折など)

②きっかけはないし損傷もない時→でも「イタいっ」
(慢性的な痛みなど)

①は単純で分かりやすい痛みです。

その組織損傷が治れば,痛みも治まるはずです。

②は何が痛いのかはっきりしないけど,
「不快な感覚として,”痛み”を体験」しているということです。

では,本題のそもそも「痛みとは,,,」何ものなのか?について,

答えは,

“痛み”も感覚の一種である

ということです。

【感覚の分類】
〇体性感覚
→表在感覚(触圧覚,温痛覚)
→深部感覚(位置覚,運動覚)
〇内臓感覚
〇特殊感覚
→視覚,聴覚,味覚,嗅覚,前庭感覚(平衡感覚)

どの感覚もヒトには不可欠なものですよね!!!

神経生理学的に”痛み”とは,
温痛覚の経路で知覚され,認知される感覚の一つである。
ということになります。

熱すぎる/冷たすぎる感覚も「不快な感覚」として認知されますよね!!

本来,痛覚=”いたみ”とは,

人体への危険を知らせる

警告信号

です。

その警告を無視したら,様々な障害を引き起こします。

①転倒による外傷での骨折,
→「イタいっ」
→痛みの警告信号を認知する
→患部を保護する反応へとつながる

「動かしたら骨が転位するよ!」

「固定していないと骨がつかないよ!」

と,警告してくれているわけですよね!!!

この種の痛みは,人体にとって有益な痛みである!!

と考えることができます。

では,

②きっかけもない,損傷もないけど,
→「イタいっ」(例:腰痛症)
→無理すると損傷するかもしれない(警告信号)
→だからコルセットをして安静にしよう
→2週間しても痛みが治まらない!?
→むしろ悪化している(涙)

この種の痛みは,人体にとって有害な痛みである!!

と考えることができます。

(ただし,急性腰痛の発症から最初の3日から長くて1週間はコルセットで安静を図る場合もありますが,それ以上になると逆効果になります)

このように,痛みと一言で言っても,人体に有益な場合と有害な場合がありますが,では,自分の今の痛みが有益なのか,有害なのかの判断は難しいですよね。

いずれにしても言えることは,3日から1週間以上続くような痛みは,人体にとって有害な痛みである可能性が高くなります。(骨折の経験がある方は分かると思いますが,骨がまだ十分にくっついていない時期(まだ組織が損傷したまま)でも,怪我から数日すると痛みはだいぶ落ち着きますよね)

痛みのマネジメントにおいて,一つ大切なポイントは,

痛みを長期化させない!

痛みの慢性化を防ぐ!!

痛みの早期改善を図る!!!

ということになると思います。

痛みでお困りの方は,是非,当サロンまでお越しください。

まずは,お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

最後まで読んでいただき,誠にありがとうございました。

「いたみのないシアワセ!」
「できることのヨロコビ!」
をあなたへ。

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