【肩痛改善&マネジメントコース】
皆さま,こんにちは。
新潟市の理学療法士有資格者による治療院(リハビリ整体サロン)「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。セラピスト兼オーナーの齋藤賢一です。
普段から運動やスポーツに楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。それと同時に,お身体への負担や疲労の蓄積などによって,あっちこっちが痛くなりやすい時期でもあるのかもしれません!?。
特に40~60代の方々は,いわゆる「四十肩/五十肩」(正式には肩関節周囲炎または癒着性関節包炎)の好発年齢になりますので,十分にお気を付けいただければと思います。
この疾患は,これだけ医療/医学が進歩したにも関わらず,いまだに発症の根本原因は分かっていないけど,発生率が非常に高い疾患の一つです。日本全体の有訴率で見てみると,1位の腰痛に次いで2位が肩痛/肩こりとなっており,肩の痛みを発症する方はとても多いということが分かります。
この疾患の特徴は,「拘縮」を起こすというところにあります。拘縮とは,関節の動きが極端に硬くなること(関節可動域制限)が大きな特徴です。肩の痛みを発症して,数日から数週間は安静時痛や夜間時痛が続き,徐々に関節可動域が制限されていくという特徴を持っています。拘縮ができあがってしまうと痛みは逆に落ち着いていきますが,その代わりに動かなくなることで,日常生活には様々な支障が出てきます。その関節可動域制限の改善には,個人差がありますが,1年から2年くらいかけて緩徐に回復が得られていくという過程が一般的です。
日本人の文化的に,痛みを我慢する,放っておけば治る,という感じで,肩の痛みを発症してから1~3ヶ月は様子を見るという方が多いですが,発症してから早期に適切な対処をすることで,回復までの期間を短縮することが可能です。拘縮が進行するのは致し方ないところですが,地道に徒手療法テクニックやストレッチングによって,その硬さをほぐしながら,関節可動域の拡大を図っていくことで,回復までの期間はさらに短縮できます。
自分の肩の痛みは「これかもしれない!?」と思った方は,まずはご相談ください!!
他にも肩の痛みの原因になるものはたくさんあります。
運動やスポーツで肩を酷使することや,転倒や転落などの外傷,加齢に伴う変性などによって,肩の腱板損傷(断裂)によっても肩の痛みは発生します。
投球動作のように,同じ肩の動きを繰り返すことによって,肩の動きが部分的に制限され,肩の痛みにつながることもあります(投球障害肩)。
頚椎椎間板ヘルニアによる神経症状として,肩に痛みを引き起こすこともあります。
猫背などの姿勢不良の結果,胸椎や肩甲骨の身体機能障害を引き起こし,それが肩の痛みの原因となることもあります。
このように,肩の痛みの原因は多岐に渡りますが,私の痛みは何が原因なのか?,しっかりと適切な対処で治したい!,という方に対してのメニューが,【肩痛改善&マネジメントコース】になります。
肩の痛みでお悩みの方は,お気軽にお問い合わせくださいませ。