【痛みの総論 part1】痛みと健康の関係
マニュアルフィジオサロンあきはのブログへようこそ。
マスターセラピストの齋藤賢一です。
今回のテーマは「痛みと健康の関係」についてです。
平均寿命の延伸とともに,我が国の高齢化率は右肩上がりに延び続けています。
そんな中,近年叫ばれているのが,健康寿命の延伸です!!!
みなさんにとっての健康の定義とはどのようなものでしょうか?
もちろん『病気にかからない』こと,でしょうか,,,?
そこは間違いない所だと思います。
さらには,身体の健康というのみではなく,心身の健康も大切でしょう!!
(→心と身体の両方の健康ということ)
人それぞれ必要な健康の要素は異なるように思われます。
言い換えれば,不健康となり得る要素は複数存在する可能性があるのではないでしょうか???
私は医療専門職として,皆様の健康増進に寄与していかなければなりません。
では,わたしの立場から健康を定義するとしたら,,,
健康であることの一つの条件は,
痛みがなく,活動的な生活が送れるということ!!!
ではないでしょうか。
例えば,,,
加齢によって膝(ひざ)が痛くなる
↓
歩くのも痛い
↓
外出する機会が少なくなる
↓
引きこもり生活
(心身の不健康状態)
↓
筋力低下や体力低下
↓
膝痛の増悪
↓
廊下で転倒
↓
骨折
↓
寝たきり
↓
肺炎
(病気)
これは一例に過ぎませんが,確かに起こり得ることです。
この例で,不健康のトリガー(引きがね)となったのは,“痛み”です!!!
早い段階でその膝痛に対して,適切な対処ができていれば,この負の連鎖を食い止めることができたのではないでしょうか。
この例は,何も高齢者に限った話ではありません。
30代の社会人で,マラソンが趣味だが,ある時からランナー膝(膝痛)で,ランニングで痛みを感じるようになった。1週間休んだが,やっぱり痛い。距離を短くしたが,まだ痛い。いつか治ると思っていたが,ある日から痛みが増悪し,走れなくなった。ランニングでの気分転換ができなくなり,仕事のモチベーションも上がらない,当然,営業成績も落ちる,予定していた大会はキャンセルせざるを得ない,気分は落ち込み,ストレスは溜まる一方。。。
→こちらも“痛み”が心身に悪影響を及ぼしているのが分かると思います。
学生の部活でのスポーツ活動でも同様のことが起こり得ます。
野球でエースナンバーを背負い,試合で力投していたピッチャーが,連投で肘痛を発症し,投げられなくなった。しばらく休んでピッチングを再開したが,まだ肘は痛いし,パフォーマンスも上がらない,その間に下級生ピッチャーが台頭し,焦りやプレッシャーを感じ始める。勉学にも身が入らず,テストの成績も下がる。。。という悪循環。
という感じで,私は,痛みを解決することで,皆様の心身の健康増進に寄与することが使命だと思っております!!!
「いたみのないシアワセ!」
「できることのヨロコビ!」をあなたへ
最後まで読んでいただき,誠にありがとうございました。
Manual Physio Salon AKIHA
Physio therapist/Master therapist
Kenichi Saitoh