急性腰痛(ぎっくり腰)の治療 @新潟市
こんにちはぁ♪
身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。
数ある整形外科や接骨院・整体などの治療院の中から,当サロンのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
あなたは,「ぎっくり腰」の経験はありますか?
毎年のように繰り返す「ぎっくり腰」でお悩みではありませんか?
●激痛で起き上がれない,立ち上がれない,,
●発症してしまうと数日は寝たきり,,
●会社も休まなくてはならない,,,
●いつまた発症するか不安な日々,,,
「マニュアルフィジオサロンあきは」には,同じお悩みを持ったクライアント様がとても多くいらっしゃいます。
そんな「急性腰痛=ぎっくり腰」に伴う激痛も,再発に対する不安も,当サロンでの治療&施術にて解決へと導くことが可能です!。
発症から3~4週もすれば,自然と痛みはなくなってしまいますが,対症療法のみで,そのままにしていませんか?。結局,身体機能障害が残っていれば,また再発を繰り返してしまうでしょう!。
この記事では,「急性腰痛=ぎっくり腰を本気で治したい!」,「再発を予防したい!」という方に向けて,なぜ『“身体機能診断”ד徒手療法”ד運動療法”』をオススメするのか!?,メリットだけではなく,デメリットはあるのか?,といったことをお話いたします。
それでは,まいりましょう。
目次
- ○ 急性腰痛=ぎっくり腰とは?
- ・なぜぎっくり腰になるのか!?
- ・ぎっくり腰による症状は!?
- ・ぎっくり腰に対する“身体機能診断”
- ○ 急性腰痛=ぎっくり腰の治療!
- ・急性腰痛は“徒手療法”で治ります!
- ・“徒手療法”ד運動療法”で根本改善!
- ・セルフケア&ホームエクササイズで再発予防!
- ○ ぎっくり腰でお悩みの方は今すぐご予約を!
急性腰痛=ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は,放っておくと痛みが長期化し,いつまで経っても治らない,慢性腰痛へと移行する場合も少なくありません。
「安静は百害あって一利なし」
なぜならば,
ぎっくり腰=激痛で,痛いから安静にしてしまうケースが多いためです。
●あまりにも痛いのでコルセットやサポータで固定する,,
●寝返りや起き上がりも辛いので寝て過ごす,,,
●仕事も1週間休んで自宅で静養,,,
気持ちは分からなくはありませんが,以上のような対処は,慢性腰痛へと移行しやすいことが科学的にも証明されています。
『急性腰痛では,積極的で持続的な活動や,普段の生活活動レベルを維持することが,仕事への復帰,慢性的な障害や再発予防に繋がり,良好な腰痛の転帰を生む。一方,ベッド上の安静臥床は,回復を遅延させるだけで治療効果はない』(Waddell G;1997,Malmivaara A;1995)
痛みがあったとしても,過剰に保護することなく,なるべく活動的な行動や生活を心掛けることが,回復を早めることが示されています。
「でも,こんなに痛いと何もできない!?」
確かに!,だからこそ,発症早期から専門的な治療や施術が受けられなければなりません!!。
そのために必要なのが,何が?原因による急性腰痛なのか?,を“身体機能診断”によって特定し,最適な“徒手療法”によって痛みの緩和をはかり,“運動療法”も取り入れながら活動性を維持することが,早期回復と慢性化&再発予防にも繋がるのです!!。
それでは,ここからは,
急性腰痛=ぎっくり腰の原因や症状,治療法について詳しく解説していきます。
なぜぎっくり腰になるのか!?
「ぎっくり腰」と一言で言っても,その原因は様々です。
原因を突き止め,その改善をはからなければ再発を繰り返すでしょう!。
なぜならば,
数ある整形外科的疾患の中でも,再発率がダントツで高いのが「急性腰痛=ぎっくり腰」だからです。
医学的に疫学的な視点で見てみると,
『腰痛症は,生涯において80%以上の人々が経験するとされ(Dillingham,1995),急性腰痛症は4週間以内に解決しますが(Croft et al.,1998),その内の10~40%は慢性化と再発に至る(Dillingham,1995;Croft et al.,1998)』とされています。
いかがですか?
10人中8人以上が腰痛の経験があり,その内の3人前後が慢性化と再発を繰り返してしまうのです!。
ただ安心してください!。
「急性腰痛は4週間以内に解決します!」とありますよね!?
ここがポイントです。
4週間以内に適切な治療を受けて,根本原因から根本改善がはかれれば,慢性化も再発もしないということです!!。
では,急性腰痛=ぎっくり腰の原因とは,
●椎間板性腰痛
●椎間関節性腰痛
●仙腸関節性腰痛
●筋・筋膜性腰痛
が考えられます。
あくまでも「急性腰痛=ぎっくり腰」とは総称であり,
その原因は様々ですが,〝魔女の一撃〟のような,「突然の激しい痛み」に襲われるものということです。
☑起床時の何気ない寝返りや起き上がり動作で,“椎間板性”の急性腰痛を発症するかもしれません。
☑かがんだ姿勢からの立ち上がり動作で,“椎間関節性”のロッキング(嵌頓症状)によるぎっくり腰を発症するかもしれません。
☑しゃがみ込んでの草取り作業で,“仙腸関節性”の関節捻挫による骨盤帯痛を発症するかもしれません。
☑重量物の持ち上げや運搬作業で,“筋・筋膜性”の腰痛を発症するかもしれません。
いずれにしても,“身体機能診断”による原因の特定が必要不可欠であるということですね!。
「ぎっくり腰=魔女の一撃!?」@Medical Noteより
ぎっくり腰による症状は!?
患者/クライアント様の症状によって,原因を特定するヒントが得られます。
なぜならば,
ぎっくり腰の原因によって,表出される症状も若干変わってくるからです。
すべてのぎっくり腰に共通する症状は,
前述の〝魔女の一撃〟のような,「突然の激しい痛み」です。
では,それぞれの原因によって,症状にどのような違いがあるのでしょうか?
“椎間板性”の急性腰痛は,
☑かがむ姿勢や動作が特に痛い。
☑咳やくしゃみなどで腹圧が高まると痛い。
☑椎間板内圧の変化によって朝の起きがけが痛い。
☑お尻から脚(足)にかけての関連痛を生じることがある。
“椎間関節性”のロッキング(嵌頓症状)によるぎっくり腰は,
☑腰を少し動かすだけで痛い。
☑腰の動きが極端に制限されている。
☑腰を反ると特に痛みが強い。
☑腰の左右どちらかに痛みが寄っている。
“仙腸関節性”の関節捻挫による骨盤帯痛は,
☑腰というよりも少し下の骨盤周辺が痛い。
☑男性よりも女性のほうが割合が高い。
☑腰だけではなく,股関節の動きによっても痛い。
☑脚や鼠径部に関連痛を生じることがある。
“筋・筋膜性”の腰痛は,
☑腰殿部の比較的広範囲が痛い。
☑背筋に力が入るような姿勢や動作で痛い。
☑腰を捻るような動きで痛みやすい。
というように,それぞれの原因によって,症状の特徴があり,それらのヒントを手掛かりに原因を見極める手段が,“身体機能診断”ということですね!。
ぎっくり腰に対する“身体機能診断”
“身体機能診断”によって原因が特定されれば,急性腰痛=ぎっくり腰は根本原因から根本改善が可能です!。
なぜならば,
急性腰痛の改善と再発予防までを考えた場合,それぞれの原因によって生じる「身体機能障害」が主たる問題であり,その改善が痛みの解決と予防に直結するからです。
何をすると?,どこが痛いですか?
→「痛みの原因組織は!?」
(椎間板?,椎間関節?,仙腸関節?,筋・筋膜?,その他?)
痛みの強さは?,痛みの広がりは?
→「炎症の程度や神経症状は!?」
何が一番困っていますか?
できないことは何ですか?
→「目標や予後は!?」
視診・触診・他動運動での所見は?
→「神経筋骨格系の機能障害は!?」
などなど。
痛くて「できないこと」を「できるようにする」ことが最終目標になります。
そのために,様々な情報を収集し,詳細な身体機能評価を通して,“身体機能診断”を下すことが,目標達成のために必要不可欠ということですね!。
ただし,〝魔女の一撃〟のような,「突然の激しい痛み」を引き起こす疾患や病気は他にも考えられます。
骨折によっても激しい痛みを生じます。腎臓や膵臓・卵巣の疾患によっても腰痛を生じます。大動脈解離によっても激しい腰痛を生じ,生命にも直結するような疾患もあります。
問診やカウンセリングの段階で,上記のような腰痛が疑われる場合には,適切な診療科をご紹介いたします。
ここまでの所で,急性腰痛=ぎっくり腰の原因を把握した上で,
それでは,どのようなアプローチで根本改善から再発予防までがはかれるのかを詳しく解説していきます。
急性腰痛=ぎっくり腰の治療!
急性腰痛=ぎっくり腰は,自然経過の中でも1ヶ月もすれば「痛み」は取れます。
これは,活動的な生活を心掛けることを前提として,科学的な根拠(エビデンス)として示されています。
しかし,「痛み」が取れただけで,「治った!?」訳ではありません!。
痛みが取れたからと普通に生活をして仕事をしていれば,数ヶ月から1年に1回はぎっくり腰を繰り返す可能性が高いでしょう。
なぜならば,
「痛み」が取れても,根本原因である「身体機能障害」が改善されていない限り,再発の可能性が残されているからです!。
“身体機能診断”ד徒手療法”ד運動療法”を受けられれば,改善までの期間はさらに短縮でき,かつ再発予防までが可能です!!。
それでは,それぞれの身体機能障害に対して,どのような治療&施術が効果的で,どのようにすれば再発予防に繋がるのかを詳しく解説していきます。
「急性腰痛の原因・診断・治療・予後は!?」@理学療法ガイドラインより
急性腰痛は“徒手療法”で治ります!
椎間板も,椎間関節も,仙腸関節も,筋・筋膜も,それぞれの身体機能障害を特定し,最適な“徒手療法”による治療&施術によって,最短&最速で治すことが可能です!。
1ヶ月もお仕事を休めないですよね!?
1日でも早く普通の生活を取り戻し,お仕事も再開したいですよね!!。
“徒手療法”によって,「一発で治す!」ことも十分に可能です!!。
なぜならば,
ここ「マニュアルフィジオサロンあきは」で,“身体機能診断”による原因の特定,その原因に対して,“徒手療法”による身体機能障害の改善,さらに,“運動療法”も取り入れた再発予防までのトータルマネジメントが可能だからです!。
“徒手療法”の効果に関して,
『急性腰痛に対する徒手療法は,マッサージと比較して,疼痛や身体機能の改善効果を認め,即時的な日常生活活動(activity of daily living: ADL)能力改善効果がみられる』(Assendelft WJら;2004,Cherkin DCら;2003)
具体的な徒手療法テクニックの例としては,
◇急性の強い痛み(末梢性感作)に対して,
下記のいずれの原因でも共通するのは,末梢性感作によって,近接する神経が過敏になっています。その過敏性を抑えるためには,「神経モビライゼーション」がとても効果的です。
◇椎間板機能障害による痛みに対して,
圧迫され痛みの原因となっている椎間板を除圧するために,同分節の腰椎の運動性を引き出す「関節モビライゼーション」や「腰椎牽引テクニック」,「マッケンジーエクササイズ」がとても効果的です。
◇椎間関節機能障害による痛みに対して,
ロッキングを起こし制限されている関節の滑りを引き出すために,関節副運動(関節の遊び)による「関節モビライゼーション」や「マリガンテクニック」がとても効果的です。
◇仙腸関節機能障害による痛みに対して,
仙腸関節の位置異常によって生じた骨盤の歪みを矯正するための「関節モビライゼーション」や「マッスルエナジーテクニック」,「マリガンテクニック」がとても効果的です。
◇筋・筋膜性機能障害による痛みに対して,
緊張し硬くなっている筋・筋膜を緩めるための「筋膜リリース」や「筋膜マニュピレーション」がとても効果的です。
以上のように,
急性発症からの初期対応を適切に行えれば,症状の長期化や慢性化を防ぎ,改善までの期間を大幅に短縮し,お仕事への早期復職,スポーツへの早期復帰が可能となります!。
“徒手療法”ד運動療法”で根本改善!
“徒手療法”による治療&施術とともに,“運動療法”を取り入れることによって,余計な安静を回避し,一段と期間を短縮することが可能です!。
なぜならば,
前述の通り,「安静は百害あって一利なし!」だからです。
“運動療法”におけるポイントは,
痛みの原因となっている部位に過負荷とならないように,いかに効率良く「安定化」がはかれるかということです。
※「安定化」とは,コルセットなどで固定することではなく,筋活動によって関節運動をコントロールすることです。
脊椎安定化運動(スタビライゼーションエクササイズ)の効果に関して,
『 急性腰痛に対する脊椎安定化運動は,一般的治療と比べ長期的に効果があり(Rackwitz B;2006),実施率が高いほど疼痛や機能障害を有意に改善させる(Mannion AF;2009)』
『マッケンジーエクササイズは,1 週間以内の急性腰痛に対しては,教育,安静,アイスパック,マッサージなどの治療に比べ疼痛や機能障害の改善に有効である』(Machado LA;2006)
急性腰痛=ぎっくり腰の治療における重要なポイントをまとめると,
発症後早期から“徒手療法”による硬く動かなくなった部位の「運動性の正常化」をはかるとともに,同部位への負荷をコントロールするための“運動療法”として,「運動の安定化」をはかることが,安静を回避しながらの活動的な生活に繋がり,根本改善と早期復帰&復職に繋がるということですね!。
セルフケア&ホームエクササイズで再発予防!
急性腰痛=ぎっくり腰を1ヶ月以内に治すのは当たり前のことであり,最重要課題はいかに再発を予防するかではないでしょうか!?。
繰り返す人は,毎年のように再発します。
「なんで毎年この時期に!?」
「なぜ繰り返すの!?」
と不安を抱えている方も多いでしょう。
でも安心してください!。
“身体機能診断”ד徒手療法”ד運動療法”によって,ご自身の身体的な特徴をご理解いただき,セルフケアやホームエクササイズを継続していただくことによって,再発はしっかりと予防することができます。
セルフケアやホームエクササイズにおけるポイントは,
ご自身の急性腰痛の原因が何で,主な身体機能障害が何なのか,どうすると危なくて,どう対処すれば再発予防になるのか,を理解していただくことだと考えています。
根本原因から根本治療・根本改善をはかり,将来に対する不安を解消し,明るく元気に活動的な生活を手に入れましょう!!。
ぎっくり腰でお悩みの方は今すぐご予約を!
以上のような,トータルマネジメントで,
患者/クライアント様お一人おひとりの身体機能に合わせて,オーダーメイドにカスタマイズされた急性腰痛治療プログラムをご提供いたします。
「マニュアルフィジオサロンあきは」は,
クライアント様お一人おひとりにしっかりと向き合い,それぞれが抱えていらっしゃる問題を解決へと導くために,
完全予約制&完全個別対応とし,お一人様に十分な時間を確保させていただいております。
そのため,一日に施術できる人数には限りがございます。
受診&施術をご希望の方は,お電話または24時間受付のインターネット予約をご利用くださいませ。